和訳で【黄金週間】と呼ばれる今年のゴールデンウィークも、「あっ!」という間に過ぎ去ってしまいました。私はといえば、GW最後半に2日の休みが取れましたので、有無を言う間もなく、いつもの休日のように家庭サービスです。
ただし、今回はGWだから?家庭サービスのレベルが上がり、一泊二日の温泉旅行と知らない間に決まっていました。勿論、GWだから?妻の両親も一緒です。更に、GWだから?自家用車で運転手は私です。そして、GWだから?ある程度の近場で、年寄り 年配者が納得する、名前だけは有名な【熱海】となりました。GWだから?日本の一般家庭の典型的なパターンですね。
ガンプラ挽歌熱海一泊旅行1
遠く、「熱海後楽園ホテル」、「熱海城」、「熱海秘宝館」、「熱海港」などが見えます。「熱海後楽園ホテル」は、知らない間(私だけか・・・)に観覧車が無くなっています。まあ、前回は何時来たか覚えてないので、浦島太郎状態です。
「熱海城」は歴史的な裏付けの無い、観光目的のために作られた城だと、登ってみて知って騙されたと思ったことを想い出しました。
「熱海秘宝館」は、20歳以上の方なら一度は行ったことがあるのではないでしょうか。(私の周りの人間だけか・・・)「浅草花やしき」の大人バージョンみたいな所です。お色気パロディー満載の一寸法師の上映は、まだやってるのかなぁ・・・
ガンプラ挽歌熱海一泊旅行デッキから
ホテルに到着してから、海まで出てみました。最近、整備されて綺麗になった「渚デッキ」です。波を打ったように、うねったデッキの歩道は、チョットおしゃれな感じがします。
デッキからは、これも昔はなかった「海中探検海賊船 ゆーみんジャック」が就航しており、遊覧時間30分のクルージングが楽しめるようになっています。
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夕食には、まだ時間があるので乗船してみました。子供たちは「ワンピースの海賊船だぁ」と大喜びでしたが、正確には、C国並みの海賊船じゃないかなぁ・・・
「海中探検海賊船 ゆーみんジャック」は、大人(中学生以上)1,200円・小人(3歳以上小学生まで)600円です。天気が良かったので、初島が近くに見えます。
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出港してしばらくすると、お姉さんが「カモメの餌」と称して、「かっぱえびせん」の小袋を100円で売り始めました。後で、パンフレットを見たら、確かに「カモメに餌付けできます」と書いてありました。
ただし、(自然の生き物なのでいないこともあります)とも、書いてあり、いるかいないか分からない点がスリル満点です。
ガンプラ挽歌熱海一泊旅行4
今回は運良く、餓えたカモメが沢山、ヒッチコックの鳥のように、船を襲わんばかりに、投げて海面に浮いた「かっぱえびせん」をめがけて、豪快なダイブを見せてくれました。
船の上では、カモメに混じって「トンビ」までが、「かっぱえびせん」めがけて、飛来していました。

海中展望室付き

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「海中展望室付き」がウリとなっているのですが、船が走っている間は流れる泡しか見えず、残念ながらデッキ付近でやっと、小型の魚の大群が見えました。
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深海に降りて探索する訳ではないので、これが限界でしょうか。

海上からの「熱海」の展望です。

左手は、昔、身投げで有名になってしまった「錦ヶ浦」です。伊豆半島らしく、海の近くまで山が迫っている地形で、山の斜面には、大小さまざまなホテルや旅館が並んでいます。
ガンプラ挽歌熱海一泊旅行海から
昔は「100万$の夜景」なんて言われて、憧れのマトでしたが、対$の価値が落ちてからは、どうなんでしょうか・・・

泊まったホテルは、多分、昔はもっと賑わったんだろうなぁ・・・

まぁ、今もそれなりに人が居るけど・・・と感じずには、いられない旅情豊かなホテルで、お決まりの庭園にいるのは餓えた鯉。
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とにかく、鯉の口ときたら、おばけのQ太郎も真っ青なくらい、大きな口を開けて餌をねだります。
夕食・朝食ともに、最近のファミリー向けに、リーズナブルなバイキング方式でした。
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好きなモノを選ぶので、逆に、年寄り 年配者にとっては、この方式の方が気楽でいいそうです。

帰りは小田原の【鈴廣 かまぼこの里】で休憩です

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泊まった次の日の帰り道で【鈴廣 かまぼこの里】に寄ってみました。
www.kamaboko.com/sato/
ガンプラ挽歌熱海一泊旅行鈴廣
ここは、国道一号線の両側に、鈴廣のお食事屋さんや、かまぼこ工場、かまぼこの直売所などが並んでおり、申し込めば、かまぼこ作りの体験が出来ます。
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「かまぼこ博物館」では、日曜日以外なら、職人さんによるかまぼこ作りがガラス越しに観ることができ、その他、かまぼこの歴史が学べます。
例えば、館内には昔ながらの井戸の手動ポンプかあり、水を汲み出すデモが体験できます。
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息子は「梅ちゃん先生で(今やってる朝のNHK連続ドラマ)井戸で顔を洗ってたよ」と、こうやるんだと、一生懸命に汲み上げていました。
ちなみに、かまぼことは、「ガマの穂」や「鋒(ホコ)」から変化した名で、昔、後北条氏が接待にかまぼこをお膳で出したとか、ヤジ・キタ道中で有名な「東海道中膝栗毛」の中にも、かまぼこを食べて、旅の疲れをいやす場面が登場したなど、箱根の水と、相模湾の小田原から揚がる魚で加工したかまぼこは、箱根を通る旅人に、馴染みの深い食べ物だったようです。

鈴なり市場

【鈴なり市場】で買ったおでんや練りモノを、道沿いのテーブルに座って食べていた時に、鈴廣のアンケートに協力したら、かまぼこの消しゴムをいただきました。
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さて、そんなこんなで、家族サービスのGWも終わりました。
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やっぱり、「仕事をしてた方が楽かな・・・」なんて思うくせに、仕事が始まると「家族サービスでもいいから休みたいなぁ・・・」とも思ってしまう、裏腹な今日この頃です。