茅ヶ崎 市民の森

茅ヶ崎市民の森は、昭和53年10月に開設した、文字どうり一帯が、良い意味でただの「森」です。妻は、今からン十年前の保育園児の頃に、来たことがあるそうですが、私は、子供たちと同じで初めて来ました。
現在は、平成20年度に利用開始となった「ツリーハウス」や「ターザンロープ」「ロッククライミング」「竹の滑り台」などがありました。「ツリーハウス」や「アスレチック遊具」の設置は、市民ボランティアの「市民の森ワーキング」により提案され、設置後の維持管理も同グループがされています。詳しくは、公式ホームページをご覧ください。

市民の森|茅ヶ崎市公式ホームページ

茅ヶ崎市公園施設のご案内 > 市民の森
ガンプラ挽歌市民の森2012年23 ガンプラ挽歌市民の森2012年24
自宅からここまで自転車で来るのはキツイので、弱虫毛虫らしく車で来てみましたが、ありがたいことに、市民の森の駐車場は無料です。これで時間を気にせずに安心して遊べます。
駐車場から市道を10メートルほど歩くと、入り口に看板があります。外観はうっそうとした樹木なので、外からは森の中がどうなっているのか分かりません。看板横の木組みの階段を登って、森の中へドンドン入ってみます。
ガンプラ挽歌市民の森2012年20 ガンプラ挽歌市民の森2012年19
階段を上りきると、掲示版がありました。

茅ヶ崎市民の森は圧倒的な森だった!!湘南茅ヶ崎lab

湘南茅ヶ崎lab
【約40年間放置状態にあった市民の森全域に、植生再生の「木こり」作業を実施して、間伐樹木約200本、年3回の下草刈り、森の遊び体験のツリーフェスタ開催、ツリーハウスの管理・PR・更新、間伐材を使った遊具の設定作業などの活動内容】が紹介されていました。精力的な維持管理のお陰で、森の利用者が安心して楽しむことが出来ています。ありがとうございます。
ガンプラ挽歌市民の森2012年横
森の中を見渡すと、こんな感じで、森・もり・モリといった感じです。「ディズニーリゾート」が、ディズニーの施設内に入ってグルッと周りを見渡した時に、背の高いビルなどが見えてしまい、折角のメルヘン気分が壊れてしまわないように、外の世界と遮断すべく、近隣ホテルの高さ制限をしているように、ここも完全に樹木のお陰で、森に包まれた気分が味わえます。

1000円もって公園へ行こう!公式HP

http://1000enpark.com/park/kanagawa/chigasaki/shiminnomori
こちらの公式サイトにも、市民の森が紹介されていました。
ガンプラ挽歌市民の森2012年500 ガンプラ挽歌市民の森2012年502
早速、「ツリーハウス」へ行ってみました。「あまり大勢で一気に登ったり、吊橋を走ったりしてはいけません!」と、森の主のような、下で蚊取り線香をたいて椅子に座って待機されていた、ボランティアグループのおじさんに注意をされつつ、子供たちは一目散です。
ガンプラ挽歌市民の森2012年497 ガンプラ挽歌市民の森2012年4988
結構、昇ってみると高いもので、子供たちはしきりと高い所から「おぉーーーい」と、叫んでいました。まあ、叫びたくなる気持ちがわかるほどの、高さを体感出来ます。
ガンプラ挽歌市民の森2012年499 ガンプラ挽歌市民の森2012年496
下には、順番待ちが出るほどの盛況振りです。ちなみに、主のようなオジサンに聞いたところによると、過去には台風の影響で16センチ位、「ツリーハウス」の位置がズレたこともあり、維持管理はホントに大変だとのことでした。生きている樹に家を付けている訳ですから、樹に嫌われないようにしないといけないのですね。維持管理ありがとうございます。
(左)こちらは、「ロッククライミング」ですね。幼稚園児でも果敢に挑戦できる角度がうれしいです。息子は、登り切ると腰に手を当てて、下にいる私に向かって、ヒーロー気分で「のぼれたよぉーーー」と、ここでも叫んでいました。
(右)その後、息子は飽きもせず何回も何回も・・・ひたすら「竹の滑り台」を滑っていました。ただ、一人で黙々と滑っていたのではなく、「お父さん!隣で見ててよぉ!!!」と、私は廊下に立たされているみたいに、息子が滑っている間、ずぅーーーと隣で見守るハメに・・・チョッと離れたら、滑り台の所から「おぉーーーい!こっちにいてよぉ!!!」と、ここでも叫んでいました。
ガンプラ挽歌市民の森2012年08 ガンプラ挽歌市民の森2012年29
こちらは、「ターザンロープ」で、娘が飽きもせず何回も何回も・・・ひたすら「うわぁーーー!たっのしいぃぃ!!!」と、滑車のついたロープにしがみついて、滑っていました。
仕舞いには、「お父さん!おウチにロープ張ってこれを作ってよぉ!!!」「そうしたら毎日出来るのにぃ!!!」と、ご立腹気味に訴える始末・・・返事をせずに離れたら、ロープにぶら下がって滑りながら「作ってくれないと怒るからね!!!」と、ここでも叫んでいました。でも、叫びながら、もう怒ってるよなぁ。
ガンプラ挽歌市民の森2012年504 ガンプラ挽歌市民の森2012年505
遊具で遊ぶだけ遊んだら、今度は森の探検です。早速、息子は安全な「ダンゴ虫」を見つけて摘みながら「ほらぁ、ダンゴ虫触れるんだよぉ」と、叫びながらアピールをしていました。
息子にとっては、精一杯の勇気を振り絞っての挑戦だったようです。たいへんよくできました。はなマル。
ガンプラ挽歌市民の森2012年42 ガンプラ挽歌市民の森2012年44
チョッと観ると、今では見かけなくなった「ヘビイチゴ」などもありました。妙にこの赤いのに惹かれますね・・・息子よりも勇気がないので、私には食べられませんでしたが・・・
ガンプラ挽歌市民の森2012年57 ガンプラ挽歌市民の森2012年17
そうこうするうちに、娘が「あっ、カエルだぁ!!!」と、カエルが跳んで驚くほどに叫びながら、「アマガエル」を捕まえました。娘は、さすが妻の血が覚醒したらしく、カエルなんかには臆しません。
腕に乗せたり、撫ぜたり、「かっわぁいぃーーー!!!」と、娘に近づきたくないほどに、興奮して喜んでいました。
ガンプラ挽歌市民の森2012年16 ガンプラ挽歌ど根性カエル
イロイロな方法でコミュニケーションをとるのはいいけど、前に転んで、「ど根性ガエル」のピョン吉みたいに、しちゃぁだめだよ・・・と、見ているほうは、気が気ではありません。
ガンプラ挽歌市民の森2012年15
お姉ちゃんが「アマガエル」と戯れるだけ戯れて、「アマガエル」が疲れて、弱った姿を見定めて、「これなら大丈夫」と、安全を確認した弟は、「触ってみるぅ!」と、やっと果敢に挑戦しました。
今度は、すごく、たいへんよくできました。はなマル

編集後記

残暑お見舞い申し上げます。まだまだ、暑い日が続いております。みなさまにおかれましては、くれぐれもお身体をご自愛下さい。そして、子供たちのカエルも、あと一週間ほどです。残された戦いの日々を、なんとか乗り切りましょう。
A nous la liberte!(『自由を我等に』)